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ラナンキュラス地植えでの育て方!一重や八重・スプレー咲きなど品種一覧も

ラナンキュラス地植えでの育て方

ラナンキュラスという植物はご存知ですか。花束やフラワーアレンジメントなど、またプレゼントとしてよく使われる植物です。

花の色や形が豊富で花びらを重ね合わせる姿が美しく、豪華で魅力的なのが特徴です。

ラナンキュラスは初心者の方でも簡単に育てることができます。今回は、ラナンキュラスとはどのような植物なのか、地植えで育てる方法、そしてラナンキュラスのいろいろな品種やカラーについてご紹介します。

目次

ラナンキュラスとは

ラナンキュラスとはどのような植物なのでしょうか。

ラナンキュラスはキンポウゲ科キンポウゲ属に属する球根植物です。和名では「ハナキンポウゲ」と呼ばれています。

薄紙を何枚も重ねて作った造花のようなつややかな花びらを持っています。花の色や形が豊富で、花の時期も長いため花を長く楽しむことができます。

草丈は15~30cmほどで、花の直径は大きいもので10cmにもなります。見た目が豪華な花のため、結婚式のブーケなどで使われることもよくあります。

ラナンキュラスという名前は、ラテン語でカエルを意味するnanaが語源で、ラナンキュラスの葉がカエルの足に似ていることと、カエルと同じように湿地帯を好むことから名づけられました。

ラナンキュラスの地植えでの育て方

ラナンキュラスは球根から育てる植物です。植え付けは11~12月頃おこないます。地植えで育てるときには、まず球根を一晩、冷蔵庫の中で水を吸わせるようにしましょう。

植え付けをおこなう場所には植え付け前に元肥として堆肥や化成肥料を混ぜておきましょう。

地面に5cmほどの穴をあけて、ラナンキュラスの球根をおきます。球根と球根の間隔は15cmほど開けるようにしましょう。球根の上には2~3cm位土をかぶせます。

植える場所は、腐葉土などの有機質が含まれていて水はけと日当たりのよい場所がおすすめです。ラナンキュラスは耐寒性があまり強くはないので、真冬は霜よけをするようにしましょう。

耐寒性は強くないですが、寒さに当てないと花芽は成形されないため、沖縄などの地域では育てるのが難しいかもしれません。

発芽後、霜が降りなくなったら霜よけを外し、しっかりと日光に当てます。水やりは土が乾いたらしっかりとおこなうようにしましょう。

冬の間に株が充実すると4~5月頃に花を咲かせます。株が小さかったり葉の色が薄いというときは肥料不足が考えられます。花のつぼみができ始めたら、花が咲いて枯れるまでの間は薄めた液体肥料を10~15日に1回ほどのペースで与えるようにしましょう。

ラナンキュラスの品種一覧

ラナンキュラスには、鉢植えやプランターで育てるのに向いている背の低い品種や、花壇での栽培などに向いている背の高い品種、また白色の花を咲かせる品種や青色の花を咲かせる品種など、種類は様々です。

ここでは、花の咲き方で分けて品種をご紹介していきます。

一重咲きのラナンキュラス

一重咲きとは、花びらが重なっていない状態で咲く咲き方です。

元々ラナンキュラスは一重咲きでしたが、18世紀ごろに品種改良が盛んになり花びらが重なったものが主流となりました。

一重咲きのラナンキュラスはラックスというシリーズのものとなっています。

https://twitter.com/Yuuukiko333/status/1758736954026508757

ラナンキュラスのラックスシリーズの中にも種類がいくつかあります。

白色の花:グレーシス、ニノス、リタイ、ケラモス

黄色の花:ハリオス、ルーナ、アルテミス、ディオネ、ロティス

桃色の花:アウラ、ヘラ、エリス、ムーサ、アイオリア

ここにあげた以外にもラックスシリーズはあります。ラックスシリーズの特徴としては、花が一重咲きであること、つや、光沢があること、貝殻のような花びらをしているなどがあげられます。

八重咲のラナンキュラス

花が重なっている咲き方をする八重咲。多いものだと、100~200枚ほど重なっているそうです。

八重咲のラナンキュラスでよく知られているのはゴールドコインという品種です。高さは30cmほどで、這い性で茎をのばします。小さな八重咲の黄色い花を咲かせます。

シャルロットという品種は八重咲でバラのような巻きの丸い形の花が咲きます。花の色はピンクとオレンジがあります。

https://twitter.com/yunana128/status/1476532843224629248

スプレー咲き

1つの球根から次々と花が咲くタイプの品種をスプレー咲きと言います。

ラナンキュラスの中ではラックスシリーズのアリアドネなどがスプレー咲きに含まれます。花びらがつやつやと輝き光沢があります。

スプレー咲きで光沢のあるラナンキュラスはとても珍しいです。

変わり咲きモロッコシリーズ

花の中心からめしべが顔をのぞかせる個性的なモロッコシリーズです。

シックな花びらに大きなめしべが顔を出すイドリスや、もしゃもしゃした赤い花びらと黒い雌しべがモードなシャウエン、花びらの先に赤や紫の色が入っているエキゾチックなエルフードサティなどがあります。

他にも花びらが黄色で先が黒いアミズミス、ピンクの花のナドール、クリーム色の花が咲くマーミドなどがあります。

まとめ

ラナンキュラスは、キンポウゲ属の球根植物で造花のような花が咲きます。

初心者の方でも簡単に育てることができるので、挑戦してみるのはいかがでしょうか。

品種もここにあげた以外にもまだまだあります。好みの花が咲くラナンキュラスを探してみてもよいかもしれませんね。

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